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(50)セックス(タカ久々)/※無理矢理っぽい。ドラッグ。



「その後輩だとか先輩だとかって言うのは、兵助くん的におまじないかなにかなの?」


 無理矢理キスをしたら兵助くんは怒って、お前は後輩だろなんて言い出すから僕は聞いてみた。
だって不思議だよ。先輩だったら後輩にキスされたりレイプされないという校則は多分無かったんじゃないかな。
 だけど兵助くんは俺は先輩だぞと言ったら五学年以下の生徒は全員途端に兵助くんに触れなくなるかの様な口振りだ。そういうおまじないなのかと思う。
 だけど僕は結局いま兵助くんとえっちなことをしているのであって、


「あんまり意味無いと思うよ。」
「なに、言ってんだ…やめろ」


兵助くんは裸で喘ぎ喘ぎそんなことを言う。
僕は悲しいな。嫌がらないで欲しいな。
兵助くんはちっちゃくって色が白くて睫なんか長くってもう堪らなく僕好みなんだ。僕は兵助君が僕のことを好きにならないかな、恋人になったりしないかな、そしたらえっちなこといっぱいしたいな、って思ってたんだけどそう言ったら兵助くんはすごく怒ったから怖かった。
兵助くんは顔なんかすっごく可愛いのに、怖いよね。僕は性格ならもっと頭が緩くてふわふわっとした子が好きだな。兵助君馬鹿になっちゃいなよ。


「兵助くん、もっといる?」


 僕が気持ち良くなれる薬を兵助君の口に押し込んだら兵助くんは嫌々と首を振る。僕が今こう兵助君を押さえつけていられる位になるまで、既にいっぱい飲ませてるからおなか一杯かも知れない。
兵助君は顔を真っ赤にして、汗をかいて、震えてるのに目がまだおっかない。喉の奥にぐいっと薬を突っ込んだら兵助君は涙ぐんで吐きそうな音を出しながらごくんってした。


「も…、嫌だ、それ…おかしい…」


兵助君は何もない頭の上を何か追い払うみたいに手で払って、嫌々って言ってる。何が嫌なのって聞いたら赤、青、黄色の僕が三人居るって言うから笑った。
兵助君可愛い。
可愛いからキスしたら今度は怒られなかった。口の中に舌を入れてやらしいキスをしてたら兵助君は何回も腰がびくんってなって倒れちゃいそうだった。


「っふ、…な、んで…?」
「何がなんでなの?」


兵助君は目をぱちぱちさせて、手が空をかいてる。今度は何色の僕が見えているのかな。


「な、…で、こ、なこと…す、る」


 兵助君はもう大分舌が回ってなくって何を言ってるんだか、すごく聞き取り辛い。でも取り合えずなんでこんなことするのかって聞いているらしかった。

「だって僕、兵助くんに酷いことしたくないもの」


 僕は兵助君のきゅって細い腰の辺りから胸の上まで優しく撫でてみた。兵助君はふあっ、とエロくて可愛い声を出してポロポロ泣く。
これは善くって泣くんだから僕は気にしない。


「気持ち良いでしょ?気持ち良いことしようよ」


 兵助君はごくっと喉を鳴らして僕を見た。
それがすごく堪らなくって、僕は首に噛み付く。細い首。鎖骨とそこに向かって入る筋が綺麗に浮き出てて兵助君はこういうとこ迄美人だ。ちゅ、って吸い跡を付けてみたり舌で鎖骨を辿ってみたりしたら兵助君の身体が捩れる。
兵助君はもう息が荒くなって、暑い日の犬かなんかみたい口を開けっ放しでハァハァ言う。その開きっぱなしの口からはもうやらしいみたいな声しか出てこない。


「あぁっ…あ、あ、」
「気持ち良い?」


兵助君はくるくる目を回しながらとうとう僕にしがみ付いて、うん、って言った。
あのね、兵助君。


「気持ち良かったらそれはレイプじゃなくてセックスって言うんだよ。」


だから怒んないでね。



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