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貧しい村の貧しい家に生まれた。
当然教育なんて受けてないから俺は頭が悪い。知性や理性なんてそこらの犬と変わりない。変わりないと言っても場所も弁えずそこかしこと小便を垂れ流すような畜生程ではないので、じゃあ変わりあることになるのだが。
結局のところどっちだろう。俺は頭が悪いので俺の百万倍かは頭が良いだろうと尊敬して止まない上司である男へと判断を促した。ところで俺の尊敬する男は俺の足の下で裸でぐぅ、と呻いていた。
「場所弁えずそこかしこと種を撒き散らしてればお前は立派に犬だ」
「そうですか」
じゃあ俺は犬と言うことで。
すっかり頭の方がすっきりしたので、俺は男の両足を抱えて犬よろしくガツガツ揺さぶる。ぐあっと男が悲鳴を上げたりするのに、同情したり恐れ入ったりするべきなのかも知れないが俺は知性や理性なんて犬畜生並みなので純度百パーセントにただ興奮する。
さっき一度腹の中に射精したので、男の中は水気を帯びてぐちゅぐちゅ言っていた。そういうやらしい水音に男の喘ぐ声が重なってよりやらしい。
「ッあ、ひ…、ひぐっ…!」
「アレ、じゃあアンタ犬に性器突っ込まれてるんですか」
俺は疑問に思ったのでピタッと動きを止めると、男は自分で自分の身体を抱きこむようにしてびくびく震えた。腹の筋肉がひくんと動いてあともう少しでイキそうな状態だったらしかった。男は目元を真っ赤にして荒い息を吐いている。
「手、前ぇ、」
低く唸るような声は何か怒っているのだと思うのだけれど、そうしながら小さく腰を押し付けるように動いてきたりもするから、どうも怒られている気がしない。言葉と行動が噛み合ってないとこの犬畜生にはいまいち意図が掴めない。頭が悪くてスイマセンね。取り合えず現状維持で突っ込んだまま動かず男の顔色を伺っていると、男は顔を赤くして震えている。腹の下では先端に透明な滴を滲ませた性器がきつそうに張り詰めていて苦しげだった。
「あ、でもそこかしこには種撒いてないですよ。アンタだけです。」
「んな、話…っ、今してねェんだよ…っ」
そうだったろうか。じゃあ何の話をしていたのだったろうか。俺は足りてない脳みそ振り絞って思い出そうとして男の顔をじっと見てみたのだが、眉を寄せて汗を浮かべてやらしい顔にただただ欲情するばかりである。何を思い出そうとしていたのかも最早忘れた。
「犬にケツ掘られるの好きですかって話でしたっけ」
ああ、違ったらしい。
もう既に赤い男の顔が沸騰したみたいになって、肩が小刻みに揺れてこれはもう怒鳴りだす手前だ。見慣れている。
俺は誓って悪気があったわけではないのに、この男はすぐに怒ったり怒鳴ったりするので勘弁して欲しい。俺はもうそろそろ男の口を塞いでしまってガツガツ犯し倒したい気分だというのに。
ところが勝手に切羽詰ってしまったらしい男は、まるで言わされてますという態度で興奮してしまうような台詞を吐いてきた。
「嗚呼、分かったよ!手前ェみたいな犬畜生に犯されるのがイイから、早くしろ!!」
しかしそんなスキモノとは知りませんでした。
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