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学園の外れに生物委員会の管理する飼育小屋というのがまとめて建っている。毒虫やら蛇やら狼やら危なげな生き物ばかり集まっているその辺にはまずまともな生徒は立ち寄らない。
そこで午後の授業を終えて、生物委員の中では最上級生にあたる竹谷八左ヱ門が獣たちの世話に寄るまでその日飼育小屋に足を運んだ生徒は居なかったのである。
「おう、お前ら良い子にしてたか?」
他より広めの鉄格子の檻の中に竹谷が呼びかけると、灰色の毛並みの狼が数匹振り向いて親しげに鼻を鳴らす。その獣に混じってゆらりと身を起こした人間が居る。
久々知兵助という生徒である。
白い裸を泥と獣の毛で汚した久々知は竹谷の姿を見つけると格子の際まで這っていって助けを求めた。
「はち、はっちゃん・・・出して・・・」
ぐずっと鼻を啜った久々知に視線を合わせて竹谷はその場にしゃがんだ。
「おう、兵助。良い子にしてたか?」
格子に突っ込んできた竹谷の手に頭を撫でられて久々知は幾度も首を振った。久々知の柔らかな黒い髪は泥で固まったり藁が絡まったりしている。
一糸纏わぬ裸体にもあちこち泥がこびり付いるし、砂利っぽい地面に擦ったのか膝や肘にいくつか擦りむいた跡もみられた。
久々知の身体を汚しているのは泥だけではなくて、久々知の腹やら太股の辺りには精液の固まった白い跡が残っていた。
「仲良くしてもらったのか。よかったな。」
竹谷がそう言って目を細めると久々知は顔を真っ赤に染めてしゃくりを上げて泣き出してしまう。
久々知の居るのは発情期を迎えて他の群から隔離している狼の檻である。
昼頃のことである、雌の小屋に防寒に敷いてある布の切れ端を竹谷は丸めて久々知の尻に突っ込んで、自分はとっとと授業に戻ってしまった。
その間にどの程度の目にあったかは、竹谷には分からないのだが久々知は檻の獣どもに随分怯えているらしかった。
「ひっ・・・」
近づいてきた狼の一匹が鼻先を背に押しつけてきたので久々知は悲鳴を上げた。
「や、だ・・・はっちゃん助けて、やだ」
「反省したか?」
竹谷にそう睨まれて久々知は嗚咽を漏らした。
そもそも竹谷にまとわりついて飼育小屋をうろついていた久々知が足下の兎を邪魔だと蹴飛ばしたのがこんな罰に繋がったのである。
「あいつ死んだんだぞ。分かってるのか。」
久々知はべそべそ泣きながら頷く。
「ご、ごめん・・・なさい。反省した。もうしない。」
がちゃん、と檻の錠が外された。
這って出てこいよ、
そう冷たく命令されて久々知はまたぐすっと鼻を啜り上げた。
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