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(23)3P/※残酷・死姦描写有り。伊作が女の子とやってます。 雑伊


伊作の前で女が死んでいる。市場でちょっと声を掛けてみた娘で、これが中々可愛い顔をしている。女の身体には背中から胸まで刀身の短い刀が刺さっている。これは忍び刀だ。それにしても本当に可愛かったのに勿体無い。
 女は殺されたのである。その原因を考えて、伊作が意外だなァと頭の中で思ったら女を殺した人間も同じことを思っていたらしかった。


「意外だよ」


 雑渡がそう口にしたので伊作は顔を上げて雑渡を見た。雑渡はいつもと変わらないどこかきょとんとした無表情で伊作を見て言う。


「君も女が抱けるんだね」
「どういう意味ですか」


 伊作が形の良い眉を吊り上げたら、女の子みたいな顔して、と雑渡が皮肉った。
嗚呼、意外だ。この男がそんな拗ねたことを言うなんて。
 
伊作は殺された娘と今まさに枕を交わしていたところである。身体こそ繋がっていないが床にぺたっと座っている伊作の足の間には女の頭があって、女の口にはまだ伊作の性器が咥えられている。女は雑渡に嫉妬で殺されたのだ。


「此方こそ意外だと驚きましたよ。あなたがこんなことに嫉妬するなんて」
「私は元々嫉妬深い男なんだよ」


 雑渡は女の死体を床と同じか座布団の一種くらいに思っているらしくって、平気で上を踏んで歩いてまだ裸の伊作に口付ける。伊作の首筋に噛み付きながら片手で尻を揉んだりするから雑渡はどうやら女の死体の上にのったままで伊作を抱くつもりらしかった。


「やっぱり意外と言うなら伊作君の方じゃないかな。」


 君を咥えている娘さんは当に死んでいるのに。
雑渡は伊作の性器がそれでも萎えていないのを指摘して笑う。


「僕は元々セックスが好きなんですよ」

 伊作は中途半端に強制終了してしまった口淫で辛いので、女の髪の毛を引っ掴んで二、三度前後に揺すってみた。
死んでしまった女の下は優しく絡み付いてはくれないけれど口の中の粘膜はまだ乾いてないから伊作はそれなりに快楽を拾えた。雑渡はそんな伊作の頭を愛しげに撫でてはしつこく首や胸に吸い跡を付けている。


「こういうのも3Pの内に入ると思います?」


伊作はなんとなく思いついて聞いたけれど、雑渡は伊作をこっぴどく犯すことで頭が一杯だったので返事をしなかった。



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